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  • 執筆者の写真shunsuke masui

試行回数

成果は行動(のみ)に起因します。いくら良いアイディアがあっても、頭の中で考えているだけでは、成果に繋がりません。アイディアを周囲に発信する、自分で試してみるなど、まずは行動することがとても大切です。


一方で、行動しさえすれば成果が出るという訳でもありません。よって正確に言うと「成果は行動した回数(試行回数)に応じてもたらされる」というのが正しいように思います。


世の中には、類い稀な才能や幸運の持ち主で、最初から全てうまくいくという人もいるかもしれませんが、私を含め多くの人たちは、そうはいきません。行動してみたは良いが最初は全くうまくいかず、繰り返し試しても思うように捗らず、しかしながら継続することで少し要領がつかめてきて、気がつくと成果が出ている、という行程を辿ります。


そう聞けば、そんなものかと合点のいく人も多いと思うのですが、世の中には、どうにも行動を起こさない(起こせない)人たちがいます。行動を起こして失敗するのが怖いのか、笑われるのが恥ずかしいのか、いつも着手するのを先送りするための言い訳を探しています。


このような人たちは、決して怠けている訳ではなく、状況分析や成功事例の収集など、頭の中であれこれ考えることは大好きです。でも行動、試行していないので、経験値はゼロのまま、成果が出ることはありません。成果を出したことがないから、方法がわからず、さらに躊躇して、さらに行動できなくなります(以下、繰り返し)。


一方で、どんどん行動して失敗を繰り返している人は、最初は周囲から笑われることもありますが、経験を重ねることで知見を高めて、やがて成果を出しはじめます。結果、最終的には周囲からの評価も高まります。一度このサイクルを経験すると、取り組む対象が変わっても、自分の中に成功体験があるから躊躇せず行動できて、失敗しながらも改善を繰り返し、また成果が出ます(以下、繰り返し)。


自戒を込めて、両者の違いを考察すると、最初に格好悪い自分を晒せるか、許容できるかにかかっている気がします。最初にそこを乗り越えられると、恥をかくことの耐性ができて、行動が加速します。逆にそこで躊躇してしまうと、行動しない自分を正当化するために、ますます一歩が踏み出せなくなります。自尊心や自己肯定感が邪魔してしまうんですね(酸っぱい葡萄理論)。


昔、それほどルックスが良いとも思えないのに、やたらと女性にモテる友人がいました。彼に私の疑問をぶつけると、シンプルに女性に声をかける回数が人より多いだけ、と言っていました。当時はそんなものか?と思った記憶がありますが、今考えると、意外に彼はモノゴトの本質をつかんでいた気もします。


成果は行動した回数(試行回数)に応じてもたらされます。それが仕事であっても、恋愛であっても、そして転職活動でも。転職活動の恥はかき捨てです。そんな旅の道中のお供として、我々を頼っていただければ幸いです。

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