top of page
検索
  • 執筆者の写真shunsuke masui

相手目線

更新日:2023年7月14日

人間は社会的動物であり、それがビジネスでも恋愛でも、対人スキルがとても大切です。この対人スキルの本質とは、相手の立場に立ってモノゴトを見ることができるか、言い換えると「相手目線」があるかどうか、に尽きるという気がします。


転職活動においても相手目線がとても重要です。ただ転職支援の仕事をしていると、相手目線の薄弱な方、さらには自分目線の強すぎる方を、時々お見かけします。


自分目線の強い方の特徴は非常にシンプルです。話が長いのです。その傾向が顕著に出るのは面接の場面です。自分が相手(面接官)にどう映っているかを想像できず、自分が言いたいこと(言おうと準備してきたこと)を、滔々と語ってしまうのです。


面接官をすると分かりますが、数十分程度の面接時間は、意外に「あっという間」です。限られた時間で聞きたいことが山ほどある中、冒頭の自己紹介で10分以上も話されると、正直テンションは上がりません。


また、往々にして「自分が言いたいこと」と「相手が聞きたいこと」は異なるものです。そして面接における「自分が言いたいこと」の代表例に志望理由があります。


シンプルに言えば面接官の関心は、候補者が採用に値する(活躍する)人物かどうか、この1点です(採用企業のメリット)。しかし相手目線の欠如した候補者は「いかに自分が入社したいか」ばかり語ってしまうのです(自分のメリット)。


それほど「聞きたくもないこと」を延々語られている状況を想像してみてください。結構キツくないですか?そんな候補者を高く評価する面接官は、多くはないと思います。


よって面接準備では「企業はなぜ採用を行うのか?」「採用したいのはどのような人材か?」など、相手目線で徹底的に研究、想像しなければなりません。そして何をどう伝えれば、相手にとって自分が魅力的に映るかを考え抜きます。あくまで大切なのは、自分ではなく、相手のメリットなのです。


少し難しいと感じたかもしれませんが、安心してください。転職活動における、この相手目線は一人で考える必要はありません。経験豊富な私たち転職エージェントが「企業目線」「面接官目線」で、しっかりアドバイスさせていただきます。頼りにしていただけると幸いです。


閲覧数:76回0件のコメント

最新記事

すべて表示

学び直し

最近「リスキリング」や「リカレント教育」といった言葉をよく耳にます。政府が積極的に旗振りしていて、それなりの財政支出もあるようです。転職という文脈で語られることも多く、我々にも関連のあるテーマなのですが、個人的には、どうにも違和感を覚えます。 何がしっくりこないのか、今日は私なりに整理してみたいと思います。 まず「リスキリング ≒ 学び直し」という言葉には、ビジネスパーソンは「以前に学んだことはあ

勝ち馬

21世紀に目覚ましい成長を遂げた企業の調査によると、「成長の理由」のほとんどは「市場の成長(新市場の創造含む)」によるそうです。 企業が成長する方法というのは「市場が成長する」か「(市場規模は一定あるいは縮小する中)市場シェアを獲得する」の2つしかありません。この調査によると「市場の成長」が理由であるケースがなんと9割以上であり「市場シェア獲得」は1割未満であったそうです。 これは、とても興味深い

最適な場所

棋士の羽生善治さんという方がいます。何冊か著書も読んでいて、彼の考えや生き方に、勝手ながら共感しています。 彼のエピソードで、こんな話を聞いたことがあります。ある時、自分の子供を奨励会(※)に入れている親御さんから「この子は棋士になる才能がありますか?」と相談を受けたそうです。 ※日本将棋連盟のプロ棋士養成機関 彼の回答を要約すると、こんなカンジです。 ・奨励会に入会するほどの子には、皆、間違いな

bottom of page