ESSAY

思考の欠片

2026/6/12

業界の問題

自分自身が長年携わってきた「人材紹介」という生業ですが、正解がなくて難しい分、奥が深く、やりがいがあって、飽きないというのが率直な思いです。一方で、長年携わってきたからこその問題意識もあります。それはコンサルタントのスキルやスタンスというレイヤーではなく、業界が抱える構造的な問題です。現時点で、それ...

人材業界

業界の問題

自分自身が長年携わってきた「人材紹介」という生業ですが、正解がなくて難しい分、奥が深く、やりがいがあ...

2026/6/12

業界の問題(2)

前回から、人材紹介業界の問題というテーマで書いています。顧客(価値提供対象)が2つありながら、課金は一方のみという非対称性について書いてきました。今回はその続編です。課金対象が一方となると、この事業の構造は「商材を仕入れて顧客に販売する」という流通業(小売業・卸業)に似ていることに気づきます。これを...

人材業界

業界の問題(2)

前回から、人材紹介業界の問題というテーマで書いています。顧客(価値提供対象)が2つありながら、課金は...

2026/6/12

業界の問題(3)

ここまで「課金形態」について書いてきましたが、今回は業界の「分業化」について触れたいと思います。人材紹介業は「労働集約」産業です。「労働集約」産業とは、生産要素に占める資本の割合が低く、人間の労働力に頼る割合が大きい産業のことをいいます。機械やシステムよりも人間の手による仕事量が多い産業ということで...

人材業界

業界の問題(3)

ここまで「課金形態」について書いてきましたが、今回は業界の「分業化」について触れたいと思います。人材...

2026/6/12

業界の問題(4)

前回は分業化が「情報の精度」や「スピード」という、重要な顧客価値を棄損しかねないと書きました。しかし分業化は顧客価値の低下に留まらず、そこで働く社員にも悪影響があると、私は思っています。具体的には、社員が感じる仕事の「やりがい」の低下です。分業することで、それぞれの仕事はシンプルになりますが、バリュ...

人材業界

業界の問題(4)

前回は分業化が「情報の精度」や「スピード」という、重要な顧客価値を棄損しかねないと書きました。しかし...

2026/6/12

業界の歴史

HPにプロフィールを載せていますが、私はもともとはリクルートという大手エージェントの出身です。エージェント百花繚乱の現在では、リクルートも大手の1社という印象ですが、そもそも「人材紹介」という日本独自のビジネスモデルを創り出したのは同社です。また、今ではあたり前に使っている「転職エージェント」なる言...

人材業界

業界の歴史

HPにプロフィールを載せていますが、私はもともとはリクルートという大手エージェントの出身です。エージ...

2026/6/12

業界の未来

最近、20代カップルの約5割がマッチングアプリをきっかけに知り合っている、という話を耳にして、少し驚きました。それでは、同じくマッチング稼業である転職エージェントも、今後はアプリやAIに取って代わられるのでしょうか?実は私がかつて在籍した大手エージェントでは、過去何度もAI的なマッチング機能開発に大...

人材業界

業界の未来

最近、20代カップルの約5割がマッチングアプリをきっかけに知り合っている、という話を耳にして、少し驚...

2026/6/12

仕事に飽きる

私の前職(大手エージェント)社員や、人材業界から転職を考える方と接している際に、「もう、この仕事には飽きました」という声を聞くことがあります。私がこの仕事に携わる人たちから聞く言葉で、最も残念な気持ちになるフレーズです。本来はとても奥の深い仕事(と私は考えています)なのに、ほんの数年、分業した一側面...

人材業界

仕事に飽きる

私の前職(大手エージェント)社員や、人材業界から転職を考える方と接している際に、「もう、この仕事には...